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「日本の米育ち豚」ってどんな豚肉?




生活クラブの豚肉はすべて「日本の米育ち豚」です。その名の通り、飼料用米をあたえて豚を育てています。このたび、全頭にあたえる飼料用米の量を増やせることになりました。どんな取組みなのか、いっしょに見てみましょう。

飼料の国内自給力アップを実現した「米育ち」

「日本の米育ち豚」は、ほぼ輸入に頼っている飼料用トウモロコシの一部を、飼料用米に置き換えてあたえています。生活クラブと提携生産者の(株)平田牧場、山形県遊佐町の米農家が協力し、使われなくなった水田で飼料用米を作って豚にあたえたのがはじまりです。この取組みは、飼料の国内自給力アップのモデルとして全国に広がっています。平田牧場では、飼料用米を中心にトウモロコシや大豆かす、大麦などを加え独自に飼料を配合。大麦や米のでんぷんによってさらりとした甘みのある脂身になり、豚肉のおいしさにもつながっています。
 

一頭あたりの飼料用米の給餌量を102㎏まで増やします

肉として食べられる豚は、大まかに「肥育前期」と「肥育後期」で飼料の配合などを変えて育てられます。
「日本の米育ち豚」は、体の基礎を作る肥育前期から飼料用米を食べていることが大きな特徴です。早い段階から飼料用米を食べ慣れることで、後期に移行し食べる量が増えてからも順調に育てられるという意味があります。平田牧場では、飼料用米の給餌量を増やすために試行錯誤を重ねており、このたび全頭の給餌量を、一頭あたり102kgまで増やすことができました。しっとりとした肉質や甘みなどのおいしさは、今までと変わりません。
 

豚肉を食べる組合員は飼料用米の生産をつなぐ存在

「日本の米育ち豚」には、主に生活クラブの米の提携生産者が育てた飼料用米をあたえています。このことについて、平田牧場の茂木陽一さんは次のように話します。「米農家が飼料用米を意欲的に生産し続けてくれているのは、組合員の皆さんが豚肉をきちんと利用し、私たちが飼料用米を活用して豚を育てる、というサイクルを行動で示せた証です。飼料用米の取組みは、三者が連携することで成り立っています。更なる給餌量アップや、大豆かすの代わりとなる高たんぱく米の試験栽培にも踏み出しました。これからも、パートナーとして生産の背景を知り、『日本の米育ち豚』を食べてください!」。
「日本の米育ち豚」は資源循環にも役立っています。豚の排泄物を堆肥として米農家が活用することで、資源を無駄なく使う地域循環型生産体系を構築しました。

畜産品の飼料についても国内自給力アップをめざします
日本では豚や鶏、牛にあたえる飼料の7割以上を輸入しているのが現状です。
生活クラブでは、飼料から国産をめざし飼料用米など飼料用作物の栽培にも取り組んでいます。

★生活クラブ食べるカタログ 2024年3月2回(11週)より転載しました。
 
【2024年2月26日掲載】

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