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生協の食材宅配【生活クラブ】
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ビジョンフードの「いま」 田園風景を次世代に残す生活クラブの共同開発米




日本の食料自給率が低下する中、お米の自給率はほぼ100%を保っています。しかし、消費量は年々減少。その結果、生産農家は減り、高齢化も進んでいます。日本の田園風景を守るためにはなにができるのか、考えてみましょう。

生活クラブでは、牛乳・鶏卵・米・畜肉・農産物をビジョンフードと呼びます。これらが安定して生産され続けるには、食べる人、つくる人がともに食の未来を見通すビジョンが必要。ビジョンフードをおおぜいで食べることで、国内自給力の向上や生態系を守り、食の安全性を追求し、次世代の子どもたちが安心して健康に暮らしていく社会をめざします。

組合員と生産者がつくる環境にやさしい「共同開発米」

お米の消費量が低下すると、生産農家は減り、さらに水田(作付面積)の減少にもつながります。日本の美しい田園風景が失われ、地域の環境への影響も懸念されます。そうした中、生活クラブでは、組合員と生産者で本当に食べたいお米や農法、また、どうやったら産地でつくり続けていけるかなど、価格まで話しあいながら決めた「共同開発米」をつくっています。この取組みは、食の安全面だけではなく、環境にやさしい農法で水田を維持し、地域の自然環境を守り、維持することにもつながっているのです。

組合員がお米の産地を訪れ、生産者とともに話し合いを行なっています

産地の自然を守るために各地で広がる取組み

水田を守ることは、環境保全のほかにもさまざまなメリットがあります。一時的に水を貯え、洪水などの災害を防ぐ「天然のダム」としても機能するほか、多様な生き物を育み、生態系の維持にもつながります。共同開発米をつくる4産地では、各地の田園風景を守るための取組みを行なっています。
たとえば、庄内遊YOU米の生産者「JA庄内みどり/遊佐町共同開発米部会」では、従来使用してきたプラスチックで覆われた粒状の「被覆肥料」からの転換をはかるために環境に配慮した新たな脱プラ肥料の開発に挑戦。那須山麓米の生産者「JAなすの/どではら会」は、田んぼの生き物の調査などを通じて生活クラブの組合員に環境にやさしい農法を知ってもらう機会を大切にしています。

田園風景を守る各地の取組み

<栃木県那須塩原市>
那須山麓米

生活クラブの組合員との田植え交流会や田んぼの生き物の調査の実施。
 
<山形県遊佐町>
庄内遊YOU米

環境に配慮したアイガモロボ活用や新たな肥料への挑戦。
 
<長野県伊那市・宮田村>
上伊那アルプス米

水田以外にも周辺のあぜ道や河川敷などを地域で協力して整備。
 
<宮城県加美町・色麻町>
みちのく加美米

農薬の使用を、一般的な栽培基準よりも減らして栽培。
田んぼの生き物調査
 
雑草の除草をするアイガモロボ

お米を食べることで環境を守り、未来へつながる

こうした取組みは、組合員と生産者が信頼しあう関係性があるからこそ成り立ちます。組合員がお米を食べ続けることが、生産者にとって大きな力となるのです。組合員が「お米を食べます」と生産者に約束して実践することで、安定した生産や田んぼの維持が可能となり、後継者の育成や新品種開発などの新たなチャレンジなど、未来の食の安心にもつながります。生活クラブでは、「よやくらぶ」でお米を食べる約束ができるほか、冷凍のおにぎりや炊き込みご飯など、お米を使った加工米飯もあります。自身の生活にあった形でお米を利用し、生産者とともに日本のお米の未来を支えることができます。

 

 

 
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持続的な生産と消費で生産者とともに環境保全に取り組みます
これからも「共同開発米」をつくる4つの主産地を中心に各産地と地域のつながりを持ち、環境保全をはじめ、食をこえたチャレンジを続けます。また、「よやくらぶ」で継続的な利用を約束し、サステイナブルな生産と消費を支えます。

★生活クラブ食べるカタログ 2023年11月1回(44週)より転載しました。
 
【2023年10月16日掲載】

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