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「デポー組合員活動交流フォーラム」に組合員190名が参加!


デポーは生活クラブ生協のお店です。1982年に神奈川県で始まり、現在は東京、神奈川、千葉、埼玉の4都県に展開しています。
一般的なスーパーとの違いは、組合員が主体となり出資・運営・利用をすること。そのため、来店者を増やすための企画やイベントなども組合員が担い、個性あふれる店舗づくりをしているほか、コミュニティ活動の拠点にもなっています。
デポーの組合員やワーカーズがつどい、地域を超えて日ごろの活動を学びあうため、「デポー組合員活動交流フォーラム(以下、フォーラム)」を2023年7月18日にオンラインで開催。組合員など約190名が参加しました。  

デポーの価値を再発見し、2023年度のキャンペーンにいかす

フォーラムは、この企画を主催する「デポー共通価値と拡大推進策検討プロジェクト」(以下、「プロジェクト」)メンバーの宮内京子さん(生活クラブ千葉 理事)の進行でスタートしました。

はじめに、「プロジェクト」座長の安部裕子(生活クラブ連合会常務理事・デポー事業部部長)より開会あいさつを行いました。
「デポーができて40年となる2022年、首都圏4単協と連合会が連携して“デポーキャンペーン”を展開しました。今回のフォーラムでは、新たなブランディングや、デポーの魅力を地域に発信する取組みなどキャンペーンの成果を振り返り、デポーの価値や可能性を学び合い、2023年度もますます元気に取り組んでいきましょう」と呼びかけました。 

デポーのファンを増やしたい!来店者増に取り組んだ4つのアイデア

続いて、2022年の活動報告として、「来店者を増やす」ために組合員が知恵と工夫をかさねた4つの事例を紹介しました。
■多摩きた生活クラブ・デポー東村山
『Re東村山の活動報告2022年9月~11月』
報告者:まち東村山 まち委員(デポー東村山) 大竹朝美さん 

デポー東村山では、「わくわくするお店に♪」をコンセプトに、地場産の青果物をメインに鮮度をアピール。組合員の声をもとに来店者が消費材を手に取りやすくする工夫を施しました。
■横浜みなみ生活クラブ
『2022年秋、横浜みなみの「デポーへ行こう!」キャンペーンについて』
報告者:横浜みなみ常務理事 鈴木慎貴子さん 

横浜みなみ生活クラブでは、エリア内の5つのデポーでキャンペーンを展開。配達で生活クラブを利用する組合員への発信も強め、ハロウィンイベントやサンプルプレゼントなど、組合員は友人・知人に紹介しやすく、未加入者が来店しやすいきっかけづくりに注力しました。
■生活クラブ埼玉・デポー所沢
『2022 キャンペーン活動報告 埼玉・デポー所沢での未登録者へのアンケート活動』
報告者:ブロック理事(デポー所沢) 北沢ひろみさん 

デポー所沢では、来店者にアンケートを実施。来店者とのコミュニケーションを深め、プレゼントやお買い物券付きのダイレクトメールを発送して来所を促しました。
■生活クラブ千葉・デポー木刈
『2022年度生活クラブ千葉 デポー木刈活動報告』
報告者:デポー木刈 運営委員 豊田珠緒さん 

2022年に開店20周年を迎えたデポー木刈は、コミュニティスペースやキッズスペースを完備。生活クラブのお店としての役割だけでなく、地域の交流拠点としても機能する取組みを模索しています。
活動報告を受けて、東京のワーカーズコレクティブ(※)デポサポの金山啓子さんが「地域を盛り上げ、生活クラブを広めていけるよう、ともに頑張っていきましょう」と参加者へメッセージを贈りました。
※ワーカーズコレクティブとは、「働く人たちの協同組合」。生活クラブの組合員をはじめ地域の人々からなる組織で、デポーの店舗運営もワーカーズに委託されています。 

デポーを拠点に、社会課題にコミットした2つの事例

続いて、「参加型でつくる・ひろげる地域の拠点としてのデポー」と題し、東京と神奈川の事例を共有しました。

■東京:デポー石神井
『脱プラ・居場所づくり 組合員・ワーカーズで作るみんなのデポー』
報告者:向 時子さん(デポー石神井まち運営委員長)
デポー石神井では、プラスチックをできるだけ使わない「脱プラスチック(脱プラ)」を実践。運営委員長の向さんが長年、環境問題の活動に取り組んでいたこともあり、仲間とともにさまざまなアイデアを形にしました。 
「チクチク隊」という縫製メンバーを結成し、エコシェアバックを制作して来店者に利用してもらったり、ワーカーズとの話し合いを重ね、青果のばら売りや味噌、液体せっけんの量り売りなどを実施。有識者による組合員向けの学習会も企画し、脱プラの普及につとめています。
また、デポー内の集会室が地域内のサークルやコミュニティ活動に活用されるなど、地域における居場所づくりの活動も積極的に行なっています。
 

デポーで販売するお弁当の容器をバガスに変更。組合員にも支持され、価格が30円アップしても売り上げが落ちることはなかったそう。
向 時子さん
■神奈川:東寺尾デポー
『デポーを拠点にしたアソシエーション形成「ひがしてらお倶楽部」』
報告者:長谷川麻理子さん(東寺尾デポー 横浜北理事)、増島純子さん(東寺尾デポー運営委員)、大橋さん(ワーカーズサブマネジャー)、佐久間真弓さん(アソシエーション代表)、原田淳子さん(アソシエーション事務局)
「アソシエーション」とは、地域に暮らす人たちの問題意識や思いを集めて、共通の目的や関心を持つ人々が新たに集う、生活クラブ神奈川独自のしくみです。 
デポーを拠点に、フロアーワーカーズの元メンバーなどが中心となり、2022年9月に「アソシエーション」として「ひがしてらお倶楽部」を結成。孤立感を抱えている高齢者や息抜きを必要とする子育て中の女性、共働き家庭の子どもたちが安心して過ごせ、交流できる場をつくる活動を始めました。 
現在、活動に携わるメンバーは13名。2023年4月から毎週土曜日にカフェを、第3土曜日にカレー販売を実施し、デポーの買物代行ケアグループの依頼電話の受付も担うなど、着々と活動の輪を広げています。
(上段・左から)東寺尾デポー 横浜北理事 長谷川麻理子さん、運営委員 増島純子さん
(下段・左から)ワーカーズサブマネジャー 大橋さん、アソシエーション代表 佐久間真弓さん&アソシエーション事務局 原田淳子さん

2023年度もがんばろう!デポーに関わる組合員の声

最後は、「デポー一言リレーメッセージ」企画を実施。44カ所すべてのデポーから、「私のデポーの自慢したいところ」と「2023年度のキャンペーンへの抱負」を元気よく語りました。 
個性あふれるフリップを掲げ、抱負を語る各地のデポー組合員

約2時間にわたったフォーラムを、望月亜紀子さん(生活クラブ埼玉 理事)がまとめの挨拶でしめくくりました。
「来店者を増やすアイデア、脱プラや地域づくりと色々な切り口がありました。気持ちが熱いうちに、心が動いた活動をシェアしてみてください。デポーをますます盛り上げ、9月から始まるキャンペーンも力を合わせて頑張りましょう!」

地域の「なくてはならない居場所」に
「2023デポー組合員活動交流フォーラム」をふりかえって

プロジェクトメンバーで、生活クラブ東京副理事長の豊崎千津美さんは、終了後、フォーラムを次のように振り返りました。
「今回は、利用者が足を運びたくなるお店をめざして、すぐにでも真似できる工夫をシェアできたほか、石神井や東寺尾の事例を通して、“人が集まる場”としてのデポーの可能性にいっそうの期待がもてました。
デポーは地域にある生活クラブの発信の場です。集まった人たちが、それぞれの“やりたい”を形にし、つくりあげていくおもしろさもあります。自分もふくめ、フォーラムの参加者が刺激をうけて、さまざまな工夫をこらしていく。そうすることで、デポーがそれぞれの地域にとって、なくてはならない存在になっていく……、そんなイメージが広がりました」。

<告知>   デポーキャンペーンは9/1からスタートします。
今年も、それぞれの店舗ならではの個性あふれる取組みを予定しています。
ぜひ、お近くのデポーにお立ち寄りください。

【2023年8月30日掲載】

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