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生活クラブがフードバンクに取り組んでいます 埼玉から順次エリアを拡大予定

本来食べられるにもかかわらず廃棄されている食品、いわゆる食品ロスは日本で年間約640万tにものぼると推計されています。この量は世界全体の食料援助量の約2倍に相当するとか。このような食余りがある一方、日本の社会では格差などの問題により、本人たちの努力にかかわらず暮らしに困っている方々がいるという状況です。

フードバンクは、まだ食べられるのに様々な事情で廃棄されてしまう食品を、生活に困っている方々や必要としている施設に届ける活動です。このたび、生活クラブ連合会も社会的課題の解決に向け、この活動に取り組むこととしました。

第一段階は生活クラブ埼玉エリアに限定して実施

生活クラブの共同購入は、週1回の発注・配達という組合員の計画的な注文にもとづいているため、ロスの発生はほとんどないしくみです。ですが、デリバリーセンターでは予備などの消費材在庫が若干存在しています。主にそのような消費材を活用して、より一層責任ある消費を推進し、社会的問題を解決していこうと、フードバンクを開始することとしました。その名称は「生活クラブフードバンク」です。

まずは第一段階として、実施エリアを生活クラブ埼玉の狭山センター管内に限定して実施しました。生活クラブ全体で取り組む前に、物流の仕組み・流れを確認し、提供先拡大に向けて課題を整理するための実験取組みです。

子ども食堂などの4つの団体に提供

第一段階で対象としたのは、生活クラブと関連する運動グループ。狭山センター管内の生活クラブ組合員が運営する以下の4つの団体に提供しました。

みんなの食堂さといも
シャローム食堂
みんなのひろば
はんのう・みんな食堂

提供した品目は賞味期限が2か月以上残っている常温品、冷凍品など。提供までの流れは次の通りです。

1. 生活クラブフードバンク事務局(以下、事務局)が毎週各団体へ、提供品リストを発送。
2. それに基づき各団体は決められた期日までに、事務局へ発注。
3. 事務局で各団体から届いた発注書を取りまとめ、発注数合計が在庫数を上回った場合など、数量を調整。
4. 発注の翌週、狭山センターに提供品を納品。各団体が狭山センターまで取りに行く。
連合機能のしくみ

第一段階を経て、この4月から順次第二段階へ


提供先ごとに仕分けされて、狭山センターに届きます。左:常温品、右:冷凍品

狭山センターでの受取りの様子。狭山センターの鳥山直人さん(左)とシャローム食堂の古川良恵さん(中央)、山野道子さん(右)
このように進め、第一段階で描いた物流のしくみ・流れについてはほぼ問題なく進められることが分かりました。また、提供先団体からの反応もとてもよい結果が得られています。

お肉やお魚を提供いただけるのが本当に役に立っています。野菜は地元の生産者の方から寄付をいただくので、それとあわせてバランスよくバリエーションに富んだ献立が提供できるようになりました。消費材を使った料理を出すようになってから、子どもたちの食欲が旺盛になった気がします。そんな姿が見られるのも嬉しいことです(みんなの食堂さといも 古澤祐子さん)。
 

何の品目の提供があるのか1週間ほど前にわかるので、献立づくりやストック場所のやりくりがしやすくて助かりました(シャローム食堂 古川良恵さん、山野道子さん)。

他のフードバンクから提供をいただいたことがありますが、使い慣れていないため、せっかくいただいたのにうまく活用できないことがありました。その点、消費材は扱い慣れているし、何よりおいしい。そして安心して食卓にだせます。始まってよかったと思っています(はんのう・みんな食堂 田中すみこさん)。

生活クラブフードバンクから提供を受けるようになって、子どもたちにおかわりまで出せるようになりました。それが本当にうれしいです。私たちの活動の後押しをしていただいているという励ましを感じています(「みんなのひろば」松本宣子さん)。

第一段階の実験に協力いただいたどの団体も、人手や予算など限られた事情があるなかで、できる限り温かで豊かな食事を提供しようと工夫と努力を重ねています。そんななか、生活クラブフードバンクからの提供は、さらなる活動の充実に役立てられていました。

第二段階に向け、今後は地域の生活クラブを通じて提供先団体を増やしていくこと、一方で団体が増えても提供が滞らないよう、消費材在庫以外にも提供品を拡大していくことが課題です。また、各提供先団体のストック場所(冷凍機能の有無も含め)の限度や調理施設の都合など、様々な事情で引き取れない場合もあります。その場合に備えて、他のフードバンクとの連携を進めること、生活クラブフードバンク事務局が各提供先団体のニーズや状況を把握し、団体間の調整を行なって提供品を破棄しなくてすむよう調整することも必要です。

このような課題の調整を行い、この4月から順次、第二段階をスタートしていきます。第二段階では、生活クラブ親生会提携生産者へ協力を仰ぎ、生産者の一般市販品も対象に提供品の数量を拡充していきます。そして、提供エリア及び団体も拡大していきます。また、県単位のフードバンク団体との連携もすすめていきます。今後も提携生産者や地域社会と協力しながら、責任ある消費と社会問題の解決に向け、活動を進めていきます。

■生活クラブフードバンクに関する問い合わせ先
生活クラブフードバンク事務局(生活クラブ共済連内)
TEL:03-5285-1865(平日9:00~18:00)

【2019年4月4日掲載】
 

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