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アメリカ産NON-GMトウモロコシの長期種子供給協定を調印

「遺伝子組み換え(GM)作物、食品は扱わない」ことを基本方針とする生活クラブは、今年10月4日~12日にかけて米国に代表団を派遣し、遺伝子組み換えでない(NON-GM)トウモロコシの種子生産会社であるパイオニアハイブリッド社・出荷会社のCGB社・全農グループの3者で締結する「NON-GMトウモロコシの長期種子供給協定」の調印式に立ち会いました。これにより、NON-GMトウモロコシを2022年まで日本に供給することが確認されました。(2014年11月7日掲載)

アメリカ国内でのNON-GM食品の需要拡大と価格下落で確保に厳しさが増すNON-GMトウモロコシ

2014年のアメリカでのGMトウモロコシ作付け比率は93%にまで高まっています。
しかし、「実際の流通では区分管理していないNON-GMトウモロコシも多く、NON-GMトウモロコシとして区分管理されているものは全体の5%以下と推測している」とのパイオニア社の担当者は語ります。
また、GM食品への表示を求める活動が活発に行なわれ、アメリカ国内でのNON-GM作物の需要が高まりつつあるため、皮肉なことに、日本でのNON-GMトウモロコシの安定的確保への影響が懸念される状況となっています。一方で、2014年のアメリカ産トウモロコシは過去最高の豊作でした。そのため、価格が大幅下落しており、次年度以降の作付量の減少につながる可能性があります。
このように、NON-GMとうもろこしの確保に厳しさを増している状況です。

NON-GMとうもろこしの長期種子供給協定を調印

▲共同宣言を読み上げる中井孝子連合消費委員生活クラブでは、10月4日~12日にかけてアメリカに代表団を派遣し、10月7日にイリノイ州のパイオニアハイブリッド社において、パイオニアハイブリッド社・CGB社・全農の3者による「NON-GMトウモロコシの長期種子供給協定(パートナー・プラス・シード・プログラム※)」が調印されました。
生活クラブ連合会は7月にグリーンコープ連合と共に立ち上げたNON-GMとうもろこし推進協議会を代表し、調印式に立ち会いました。
また、NON-GMトウモロコシ推進協議会で策定した「共同宣言」を手渡し、「遺伝子組み換えは食べたくない!」という意志を生産者に伝えました。

▲ダニエル・ジョーンズさん※パートナー・プラス・シード・プログラム:全農グループが日本の需要者とともにすすめているNON-GM種子の継続的業務提携。日本の需要者からの需要予測をもとに、種子メーカーに対しNON-GM種子の開発依頼と5年先までの契約を行なうプログラム。

パイオニアハイブリッド社のダニエル・ジョーンズさんは、「2010年から始めたパートナー・プラス・シード・プログラムは、大きくGM作付け比率が伸長する中で先見性のある取り組みとなった。日本の消費者の声を直接うかがうことのできる機会が、種子開発から畜産物の消費に至るまでのプロセスの構築につながると評価している」と挨拶がありました。継続的な訪米ミッションとパートナー・プラス・シード・プログラムの取り組みを評価すると共に、NON-GMとうもろこしの種子開発の継続を約束してくれました。

▲ジム・スティッツラインさんまた、CGB社のジム・スティッツラインさんは、「20年前、生活クラブと出会い、組合員の要望を生産者に伝え、組合員が選択権を行使できるようNON-GM作物の生産を確保してきた。種子メーカー、生産者、集荷業者、輸出業者、飼料会社、畜産生産者、消費者まで含めた関係者が一丸となった取組みが重要だ。今回の長期契約に大きな喜びを感じる」と、20年におよぶ持続的な生活クラブのNON-GM活動の取り組みを評価する発言がありました。

NON-GM食品は漠然とした選択により手に入るものではありません。種子開発から作付け、集荷にいたる関係者に「遺伝子組み換えでない作物を食べます!」という明確な需要を示すことが大切です。生活クラブでは、NON-GMトウモロコシで育てた畜産物をおおぜいの組合員で食べることにより、安定的かつ長期的なNON-GMトウモロコシの確保をすすめます。

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