Think&Act 05 有害物質ゼロをめざします。
健康や環境をおびやかす有害物質の使用・放出を減らします。
有害物質ゼロへ向けて、継続的に活動していきます。
食品の包材も化学物質の無添加を追求
生活クラブでは添加物を可能なかぎり排除した食品包装用の「無添加追求フィルム」を開発し、その使用をすすめてきました。また家庭で使用するラップフィルムも無添加のものを開発・使用し、包装材から食品へ化学物質が移染するのを防いでいます。包装用の無添加追求フィルムの使用量は、2017年度年間で約82トン、家庭用の無添加ポリエチレンラップの利用量は約52トン、合計134トンでした。

無添加追求フィルム
一般的な食品包装用フィルムには、酸化防止剤、滑剤、着色剤、防曇剤など、様々な添加物が使用され、条件によっては食品に移行汚染してしまう危険性があります。しかし具体的にどの添加物が使われているかについては、ほとんど情報開示されていないのが実態です。
そこで生活クラブでは「限りなく無添加を追求した包装用フィルム」を開発し、切り替えをすすめてきました。その開発は、単層フィルムの米袋から始まり、その後、食品が触れるラミネートフィルムの最内層にも使えるようになりました。現在では212品目の包材に使用されています。
2018年3月末現在
一般的な食品包装用フィルムには、酸化防止剤、滑剤、着色剤、防曇剤など、様々な添加物が使用され、条件によっては食品に移行汚染してしまう危険性があります。しかし具体的にどの添加物が使われているかについては、ほとんど情報開示されていないのが実態です。
そこで生活クラブでは「限りなく無添加を追求した包装用フィルム」を開発し、切り替えをすすめてきました。その開発は、単層フィルムの米袋から始まり、その後、食品が触れるラミネートフィルムの最内層にも使えるようになりました。現在では212品目の包材に使用されています。
2018年3月末現在
合成界面活性剤の排出を140トン削減
生活クラブでは、合成界面活性剤を使用しないでせっけんを使う運動をすすめています。組合員が家庭内で1年間に使ったせっけんの量から推定すると、一般的な合成洗剤を使っていたら排出されていたはずの合成界面活性剤を140トン削減できたことになります。
※下記を参照
※下記を参照

家庭から排出される有害化学物質の6割以上が合成洗剤の成分!
これは、家庭から排出される有害化学物質の排出推定量を調べた環境省のデータです。それによると、1位がAE、2位は防虫剤成分のジクロロベンゼン、3位がLAS、4位がAESでした。1位、3位、4位、6位はいずれも合成洗剤成分。なんと、家庭から排出される有害化学物質の約60%以上が合成洗剤の成分というのが実態です。
【グラフ内の正式名称】
AE(ポリ(オキシエチレン)=アルキルエーテル)
LAS(直鎖アルキルベンゼンスルホン酸及びその塩)
AES(ポリ(オキシエチレン)=ドデシルエーテル硫酸エステルナトリウム)
PRTR法:1999年に公布された「特定化学物質の環境への排出量の把握等および管理の改善に関する法律」。有害で環境を汚染している化学物質462種を第1種指定し、企業にその扱いを管理し、排出した量を毎年届出することを原則義務付けています。
※環境省HP/PRTRインフォメーション広場「PRTRデータを読み解くための市民ガイドブック~平成28年度集計結果から~について」から作成

【グラフ内の正式名称】
AE(ポリ(オキシエチレン)=アルキルエーテル)
LAS(直鎖アルキルベンゼンスルホン酸及びその塩)
AES(ポリ(オキシエチレン)=ドデシルエーテル硫酸エステルナトリウム)
PRTR法:1999年に公布された「特定化学物質の環境への排出量の把握等および管理の改善に関する法律」。有害で環境を汚染している化学物質462種を第1種指定し、企業にその扱いを管理し、排出した量を毎年届出することを原則義務付けています。
※環境省HP/PRTRインフォメーション広場「PRTRデータを読み解くための市民ガイドブック~平成28年度集計結果から~について」から作成
(『Think&Act データブック2018』より転載 2019年1月)
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