おおぜいの自主監査
「生活クラブやまがた」による「ラ・フランスゼリー」の監査
監査実施日:2009/11/09
| 監査者 | 生活クラブやまがた 消費会議 |
監査参加人数 | 6 |
|---|---|---|---|
| 監査対象生産者 | JAさがえ西村山 | 監査対象消費材 | ラ・フランスゼリー |
監査した主な内容
- 製造工程と衛生管理。
主に以下のことが確認できました(概要)

- 製造工程は、皮むき、カット、芯取り、ゼリー容器への果肉入れなど手作業によるところが多く、たくさんの人が丁寧に作業していた。
- 原料のリキュールは風味づけと、ゼリ-に蓋をするときに噴霧することで気泡を一瞬で消す働きがあり、必要なものであることがわかった。
- 缶詰め製造工程では金属探知機、ゼリー製造工程ではマグネットを設置して、金属片混入を防止していた。
- 衛生管理は、作業着の着用、手洗いの励行、クリーンルームの設置などで行っており、工場内も清潔に保たれていた。
- 製造ラインや器具の洗浄は、お湯とせっけんで行っていた。
- 工業団地内の沼川が県ワースト2位の水質であるため、県と他の企業との合同で水質浄化作戦(水生植物を植えた筏の設置、微生物の住処として乳酸飲料の空容器の設置、水中への空気補給)を実施しており、全社を挙げて取り組んでいる。自社独自の厳しい排水基準も達成している。生き物の住める環境を目指している。
- 加工中に出る果実の皮、芯、シロップなどの副産物は、種類に応じて堆肥や飼料にするなどして経費削減、環境負荷の軽減に努めている。
- 主原料のラ・フランスは、JAさがえ西村山の梨部会が生産したもののみで2005年にラ・フランスの「おおぜいの自主監査」を受けたとき、今後、減農薬にチャレンジするとしていたが、輪紋病の重点防除のため農薬の種類は減らすことができなかった。濃度を薄めて散布量を減らすなどの努力は続けている。
主な監査意見・感想など(概要)

- 県産果物の素材の良さを生かしながら様々に加工した製品は、アイスクリームやお菓子、焼肉のたれなどの原料としても多くの商品に使われており、自信と熱意をもってまじめに製品作りに取り組んでいる姿勢が感じられました。
- 環境に対する取り組みを積極的に行っており、感心しました。沼川の水質が改善されるよう願っています。ただ、社内の厨房や手洗いにもせっけんを使うことを検討してください。合成洗剤の合成界面活性剤は、分解されにくく生物に悪影響を与えます。
- 衛生管理の点でゼリー製造工程では着用していたマスクが缶詰製造工程では着用されていないのが気になりました。どういった理由からでしょうか。
- ラ・フランスの栽培には、病虫害の発生が多く、農薬を減らすことは大変なご苦労であることは理解しましたが、今後もできる限りの努力をお願いいたします。
- 実際に見学したり、話を聞いたりすることで大変勉強になりました。貴重な機会をいただきありがとうございました。
監査後の活動計画
- 理事会で報告。生協ニュース等で組合員に広報。




