おおぜいの自主監査
「生活クラブ千葉」による「
丸大豆醤油」の監査
監査実施日:2009/09/29
| 監査者 | 生活クラブ千葉 成田デポー支部 |
監査参加人数 | 6 |
|---|---|---|---|
| 監査対象生産者 | タイヘイ(株) | 監査対象消費材 |
監査した主な内容
- 中国産原料の確保の問題。
- 塩ビ配管の変更の進捗と、水道水の活性炭処理機の状況・塩ビ配管の交換に向けた具体的目標。
- 2009年9月目標になっている製品充填室の新設の確認。
主に以下のことが確認できました(概要)
- 製造工程に関する質問
- ろ過するときに使うケイソウ土はろ過助剤として使用。以前はアメリカから輸入していたが、高価で希少なもので手に入りにくくなり中国産に移行。漂白していない熱殺菌したものを使用。中国の産地がトレースできないことから、確認を依頼。ケイソウ土を使わないでろ過する実験も開始した。
- 充填ラインのCIP洗浄(苛性ソーダ2%液使用)とはアルカリ洗浄剤のこと。ストレーナーは毎回洗浄。
- 醤油かすは、今年から旭愛農が専用プラントを作って、鶏の飼料にしている。鶏の飼料にシママースを入れているため、醤油かすを利用することで、有効利用できる。醤油あぶらはせっけんやバイオディーゼル等に検討したが、においと塩分が問題で、今後の課題。
- 設備に関する質問
- 塩ビ配管の耐用年数は25年~30年とのこと。
- 殺菌をする熱交換器のところはステンレス、その周辺はポリプロピレン管(耐熱性) 常時、醤油につかっているところはステンレス管には変えられない。
- 水道水の活性炭処理機は処理能力に限界があり、国産原料100%の醤油のみに使用。
- 原材料に関する質問
- 輸入大豆の安全性(遺伝子組み換え混入・ポストハーベスト等)については、昨年12月から、提携先のマルモ青木味噌醤油醸造場の紹介で中国産有機大豆に切り替え。今後は国産比率を上げていきたいが、高価格と量が不安定。中国産も確保の問題が浮上していて、今後とも様々な生産者との協議が必要である。
- 北海道産大豆は味噌向きで、それ以外ならどの産地でもよく、今は遊佐、山武、黒磯、西日本FUのものを使っている。
- 新充填室
- 8月最終週から稼動し、やっと順調になった。
主な監査意見・感想など(概要)
- 醤油蔵がとてもきれいで、蔵と樽とその中で仕込まれる醤油が本当に大切にされていることを再確認しました。
- ろ過助剤のケイソウ土を将来的になるべく使わない方向で検討してください。
- 充填ラインの洗浄は、今の配管を将来交換する時に分解洗浄することは可能か検討してください。
- 洗びん後、充填するときに、水滴がついたまま、びんが乾かないうちに充填していたが、びんを乾かす方法はないでしょうか。(高品質の材なのに、洗びんの水がわずかでも入ってしまうのは、本当にもったいないような気がします。洗びんから充填まで、いったん水を切る場所を通るか、お湯で洗い、水切れをよくするか、何か方法がないでしょうか。)
- 生揚ラインのコンクリートの4つの漕内のカビとコンクリートの崩れが気になりました。改善してください。
- 熱殺菌ラインのポリプロピレン管をできればステンレス管にできないか検討してください。
監査後の活動計画
- 成田デポーでの壁掲示物での報告。
- ブログへの掲載。
- 醤油を使う料理教室の開催。




