おおぜいの自主監査
「生活クラブ連合会」による「
フライパンチキン」の監査
監査実施日:2009/09/03
| 監査者 | 生活クラブ連合会 自主監査委員会 |
監査参加人数 | 6 |
|---|---|---|---|
| 監査対象生産者 | (株)秋川牧園 | 監査対象消費材 |
監査した主な内容
- 製造・衛生管理の向上に向けた取組みについて
- 自主管理担当者による取組みについて
主に以下のことが確認できました(概要)

- 農場
- 養鶏生産グループの中では非常に良い成績を出している農家もあり、そうした飼育ノウハウを集約し共有化できるよう、年3回ぐらい生産者を集めて情報交換している。品質管理や飼育技術の向上に向けて情報を繋ぐのが生産部の役割であるとの説明を受けました。
- 健康な鶏を育てるために、こまめに散霧や換気を行い、開放鶏舎の管理(温度・湿度・新鮮な空気など)に留意しているとの説明を受けました。
- 堆積養鶏の説明を受け、実際に臭いの少ないことを確認しました。
- 飼料用米の給与試験の結果、飼育成績および肉質等への大きな違いがない旨の説明を受けました。
- 飼料用米をきっかけに耕種農家との交流が更に深まり、今後は飼料の自給について真剣に考えていきたいとのこと。 9月下旬に自治体とJA参加のもと、飼料用米の現地視察会を3者で実施する予定であり、3者との密接なネットワークの構築はこれからであるとの説明を受けました。
- 冷食工場
- 日本冷凍食品協会の認定工場であるとのことでした。
- 異物混入対策では、イカリ消毒㈱と契約し、特に虫の内部発生を防ぐことに重点を置き対策に取組んでいるとの説明を受けました。
- 洗浄剤の合成界面活性剤の成分は環境負荷の少ないものを使用しているという認識ではあるが、あらためて検証を行う旨を確認しました。
- 「無添加追求フィルム」の使用や塩素化合物が含まれないインキ使用の可能性について、検討を行う旨を確認しました。
- 「鶏肉」「フライパンチキン」「とりがらスープ」が新Sマーク認定に選定されたことにより、あらためて、自主管理担当者から現場の従業員に対し自主基準の遵守や自主管理監査制度の理解を深める機会を今年度設けたとのことでした。(内容は、生活クラブ原則→自主基準→PDCAの実践→組合員への信頼→利用に反映、等々。)
主な監査意見・感想など(概要)

- 農場
- 国内鶏種はりまを、飼育原料や飼育方法(ワクチン主体の無薬投与など)にこだわり飼育管理する生産農家・農場の拡大、及び飼料用米の給餌拡大など、国内自給力の向上に向けた挑戦には大きな意義があります。同業者や地域関係者と合意を高め、課題を一つひとつ解決しながら拡がっていくことを期待します。
- 冷食工場
- 製品の種類に対して、副原料庫含め手狭で、補修が必要な箇所も幾つかありました。室内の機能性の向上、異物混入対策や衛生管理のレベルアップ、破棄包材の削減等、現場従業員が主体となって取組み管理レベルが高まっていくことを期待します。
- 洗浄剤・包材・インキの成分など、環境負荷の少ない物質使用の意識に立ち、切り替え可否の検討結果について報告してください。
- 消費材の規格
- Sマーク認定品としての品質を高める視点から、時間を要するかと思いますが、醤油や砂糖などの原材料を生活クラブ消費材に切り替えるための検討をお願いします。
監査後の活動計画
- 自主監査委員会内、開発部と品質管理部内での共有。
- 連合会HPでの紹介。




