放射能Q&A
これまで問い合わせいただいた主なことをQ&Aにまとめました。
- 生活クラブの対応
- 生活クラブの放射能対応を教えてください。
- 生活クラブは国の暫定規制値をどのように考えているのですか?
- 生活クラブはなぜほぼ全品目で検査をするのですか?
- 乳幼児がよく食べる消費材への対応はなにかありますか。
- 放射能の新たな自主基準はいつごろ決まるのでしょうか。
- 生産者はどんな対応をしているのですか。
- 生活クラブは原子力発電をどのように考えているのですか。
- 生活クラブの独自検査
- 生活クラブは放射能検査を独自にしているのですか?
- 生活クラブの検査方法を教えてください。
- 9月からの本格的な検査開始からどれくらいの消費材を検査したのでしょうか?
- これまでの検査でどのようなことが分かりましたか?また成果はありますか?
- 検出限界値が検査によって大きく異なるのはなぜでしょうか?
- 放射能検査はヨウ素、セシウムだけですか?
- ベルトコンベア上で箱ごと放射線を測定する機器が開発されたと聞きましたが、
生活クラブは導入しないのでしょうか?
- 生活クラブの消費材
- 牛乳:牛乳の生産地はどこにあって、放射能検査はどのようにしているのですか?
- 牛乳:乳牛のエサとして稲わらを食べさせているのですか?
- お米:毎日食べるお米ですが、どのような検査結果だったでしょうか?
- 牛肉:栃木県産の牛肉も一部取り組んでいますが、全頭検査をしているのでしょうか?
- 水産物:魚介類への放射能の影響を心配しています。どのような検査方針を教えてください。
- 加工食品:行政では加工食品をあまり検査していません。生活クラブは検査しているのですか?
- お茶:お茶の産地はどこですか。11年度産の検査結果はどうでしたか?
- 野菜:いろいろな産地があると思いますが、何を見れば分かるでしょうか?
- きのこ:きのこ類は放射能を蓄積しやすいと聞きますが、生活クラブではどのような検査をしていますか?
生活クラブの対応
- 生活クラブの放射能対応を教えてください。
- 生活クラブは「安全・健康・環境」の生活クラブ原則にもとづく「自主基準」をさまざまな分野ごとに決めています。そのうち食品の放射能についての基準は、放射性セシウム37ベクレル/kgでした。
これは1986年のチェルノブイリ原発事故後、国が輸入食品の暫定基準として放射性セシウム370ベクレル/kgを設定したことを受け、独自にその1/10を基準としたものです。
東京電力㈱福島第一原発事故以前は、輸入原材料や六ヶ所村再処理工場周辺の生産物などを定期的に検査(年間60検体程度)することでこの自主基準は達成できていました。
しかし、国内の原発事故の影響を想定した自主基準ではなく、2011年3月の原発事故発生時点では全消費材の検査をして37ベクレル/kg以下を確認して組合員に供給する体制ができなかったため、やむを得ず放射能の自主基準の運用を停止しました。
現在は食品全体の放射能検査体制をととのえ、食品の安全について実態を確保しながら新たな自主基準づくりをすすめています。 - 生活クラブは国の暫定規制値をどのように考えているのですか?
- 2011年3月の原発事故発生直後は放射能に対し従来の自主基準を保証する手段も情報もなく、やむを得ず国の暫定規制値を運用することとしました。しかし放射能汚染について生活クラブは人の健康に与える影響に閾(しきい)値はなく、より影響を受けやすい子どもや妊婦をはじめとしてできるだけ避けるのが望ましいという考え方にたっていますので、そのまま継続してよい基準とは考えていません。
- 生活クラブはなぜほぼ全品目で検査をするのですか?
- 国内の原発事故の影響は深刻で長期にわたると考えられ、わたしたちはこれまで経験のない事態に直面しています。与えられた情報だけでは信頼性に欠けるので、生活クラブは食品への影響を自ら測定して食べるための判断材料をそろえ、対策や自主基準を生産者とともにつくっていくためにほぼ全品目で検査を実施しています。なお、輸入品や一部の西日本産の品物については、除外したり頻度を下げて実施しています。
- 乳幼児がよく食べる消費材への対応はなにかありますか。
- さまざまな食品のもととなる牛乳、鶏卵、米、畜肉は精度の高い検査を行い、結果を公開しています。加工食品や乳製品、一部の青果類なども子どもがよく食べる食品から順に簡易検査の時間を延ばして、国の暫定規制値の1/10レベル内であることが確認できるようになってきています。
- 放射能の新たな自主基準はいつごろ決まるのでしょうか。
- 2012年1月より組合員や生産者も委員として参加する自主管理委員会「放射能基準検討専門委員会」が発足し討議を行い、2012年8月をめどに新たな自主基準の決定をめざしています。2011年9月から上記の準備会をつくり、消費材の検査結果や行政による食品の放射能検査データなど情報の集積などを行ってきました。
- 生産者はどんな対応をしているのですか。
- 生活クラブの生産者は、従来も定期的に放射能検査を実施していました。原発事故発生以降は、緊急に生活クラブ消費材の原材料や製品についての検査を行っています。たとえば、さまざまな加工食品の原料にもなっている㈱平田牧場の豚肉は各県にある農場ごとに1頭ずつ、172件の検査を実施しました。さまざまな分野の生産者に協力をいただき、527件の結果報告(2012/2/22現在)を受け、「生産者原材料・製品放射能検査」として公開しています。
- 生活クラブは原子力発電をどのように考えているのですか。
- 生活クラブではこれまで原発推進に象徴される浪費型の暮らしと社会のあり方を見直すため、資源・エネルギー・CO2の削減をめざし、共同購入運動を通じてグリーンシステムや再生可能エネルギーにチャレンジしてきました。その背景には、放射能は人間や生き物に対してわずかでも影響のある物質であり、核エネルギーはどんなに厳重な対策をしても共存できるものではないという認識が生活クラブにあるからです。
2011年3月の福島第一原発の重大事故を受けて、六ヶ所再処理工場の本格稼働中止と、原発の新規建設を中止、既存の原発についてリスク順に廃炉と長期的にはすべての原発と関連施設の廃炉をめざすことを2011年の総会で決議しました。
また原発事故の以前から脱原発、六ヶ所村再処理工場の即時停止をめざし活動を続けてきました。
生活クラブの独自検査
- 生活クラブは放射能検査を独自にしているのですか?
- 原発事故以前から、放射能汚染食品測定室など外部検査機関に委託しての検査を行っていました。
事故から放射能測定器を購入するまでは、牛乳の原乳を毎回、鶏卵、畜肉を順次計画的に委託検査で実施、委託検査を継続しながら、2011年9月からは2台の放射能測定器を物流センターに1台ずつ配置して食品・青果の5分間の簡易検査を行っています。11月からは第2ステップとして検査時間を延ばし、50ベクレル/㎏以下の検出限界を確保する検査を導入しています。さらに2012年1月末までに検出器の大きい放射能測定器を2台増設。放射能検査の体制を充実させています。 - 生活クラブの検査方法を教えてください。
- 生活クラブでは、NaI(TI)シンチレーションカウンター4台を使い、食品のほぼ全品目を検査するために簡易検査を基本に1日約90検体ずつ、大量の検査を行います。
広く販売されているサーベイメーターは、食品中の放射性物質の濃度を測定するものではありません。地面や雑草などに付着した放射性物質から出た放射線の量がその場でどの程度あるかを測定する検査機器です。高性能のサーベイメーターで食品の放射能を測定する場合でも周囲の放射線の影響を受けないようにして計測しなければ正確に測定はできません。
ゲルマニウム半導体検出器は「公定法」に対応した機器ですが、生活クラブが購入したNaI(TI)シンチレーションカウンターの3倍と高額です。検査できる内容(対象核種)は同じで、より高精度とされますが、精度の高い結果を得るために必要なのは検体の重量と時間である点は変わりません。 - 2011年9月からの本格的な検査開始からどれくらいの消費材を検査したのでしょうか?
- 2011年9月から2012年1月までに青果等を調べる戸田デリバリーセンターで約7,000件、加工食品等を主に調べる飯能デリバリーセンターで約4,300件、そして牛乳や畜産品等の検査を委託している放射能汚染食品測定室で約700件の合わせて12,000件以上の消費材検査を行っています。
- これまでの検査でどのようなことが分かりましたか。また成果はありますか?
- 2011年9月からの放射能簡易検査の結果はほとんどが「不検出」で、生活クラブで供給している食品のほぼすべてが放射性セシウム合計で100ベクレル/kg(国の暫定規制値の1/5)以下であることが分かりました。
一方、放射性セシウムの検出が確認された品目は大葉、栗、キウイフルーツ、生椎茸、なめこ、レンコン、切干大根、水菜、ほうれん草、大根、小松菜、さつまいも、さばみりん干し、ひじき、ブルーベリーソースの一部です(2012年2月21日現在)。原木栽培される生椎茸は、原発事故直後にホダ木に放射性物質が降り注ぎ、きのこ(菌茸類)には放射性物質が吸収されやすいという傾向が確認できました。
2011年10月初旬に簡易検査で茨城県産の生椎茸が暫定規制値500ベクレル/㎏を超え、供給せずに中止することができました。続く判定検査の結果では664ベクレル/㎏であったため、保健所に通報しました。保健所には他所からも同様の情報がすでに寄せられており、その直後から茨城県の生椎茸の放射能検査と流通の管理が強化されました。
また検出限界を放射性セシウム合計で50ベクレル/kg以下にする「第2ステップ」の検査を、2012年2月からすべての放射能検査で実施しています。 - 検出限界値が検査によって大きく異なるのはなぜでしょうか?
- 検出限界値は「検体の重さ」×「測定時間の平方根」に反比例します。測定容器の中に検査に十分な重量の検体が入り、長い時間をかければ放射性セシウムそれぞれで5ベクレル/kg位の検出限界値となります。お米の検査は10時間でこのレベルの検査を行っています。また、5分間の簡易検査だとそれぞれ50ベクレル/kg位の検出限界値となります。同じ5分間の検査でも測定容器いっぱいに入る重さが物質により一定ではないので、検出限界値がそれぞれ異なります。
- 放射能検査はヨウ素、セシウムだけですか?
- 生活クラブの測定器でも、より高額なゲルマニウム半導体検出器でもストロンチウムやプルトニウムの検査はできません。放射性ストロンチウムなどはガンマ線を出さず、ベータ線を出します。測定には、化学的な抽出操作を行い純粋なストロンチウムを取り出した後、液体シンチレーションカウンタという分析装置で測定をすることになります。
- ベルトコンベア上で箱ごと放射線を測定する機器が開発されたと聞きましたが、生活クラブは導入しないのでしょうか?
- ベルトコンベア上に設置する測定器NaI(Tℓ)シンチレーターは、段ボールに入った製品を通過させながら検査する場合などに有効ですが、測定時間が12秒程度と短いため検出限界値は100ベクレル/kg前後から250ベクレル/kg位です。時間を10倍に伸ばしても35ベクレル/kgから100ベクレル/kg程度の検出限界値なので、生活クラブの時間を延ばして精度を上げる「第2ステップ」以降の検査には対応できません。
生活クラブの消費材
- 牛乳:牛乳の生産地はどこにあって、放射能検査はどのようにしているのですか?
- 牛乳の生産地、原乳の産地は栃木県、千葉県、長野県です。3月の原発事故以降、栃木と千葉の原乳は毎日、長野の原乳は月1回、放射能汚染食品測定室に委託し、2時間の精密な検査を行い、結果を公開しています。
- 牛乳:乳牛のエサとして稲わらを食べさせているのですか?
- 稲わらは、肉用に育てられる和牛の肉色をよくするために肥育の仕上げに使われる餌で、乳牛には与えません。ただし、敷料として使用する酪農家もいます。その場合は稲わらを食べてしまう可能性もあります。
- お米:毎日食べるお米ですが、どのような検査結果だったでしょうか?
- 2011年産のお米は供給前に10時間の精密な検査を行い、すべての産地のものが不検出(検出限界は5ベクレル/㎏程度)でした。また黒磯米とちばあさひ米は2012年2月12日に2回目の検査を実施し、いずれも不検出(セシウム合計の検出限界8ベクレル/kg以下)でした。
- 牛肉:栃木県産の牛肉も一部取り組んでいますが、全頭検査をしているのでしょうか?
- 栃木県の方針として県産牛は全頭が放射性物質の検査を受けることになっています。この結果を生産者から受けて公開しています。また、生活クラブ消費材検査でも牛肉は月1回程度、放射能汚染食品測定室に委託し、2時間の精密な検査を行い、結果を公開しています。
- 水産物:魚介類への放射能の影響を心配しています。どのような検査方針か教えてください。
- 生活クラブによる魚介・魚介加工品の検査は2011年末までに約450検体で実施しました。2012年1月28日の検査で「さばみりん干し(八戸)」で5ベクレル/kg、2月19日から20日の検査で「ひじき」(千葉県漁連)で14ベクレル/kgを検出した以外は、放射性物質を検出していません(2012年2月21日現在)。なお放射能検査の対象とする海域は青森県から千葉県沖までの太平洋沖で漁獲された近海産水産物です。対象海域の水産物を取り組む場合は、あらかじめ供給前に生産者や生活クラブで放射能検査を実施します。
- 加工食品:行政では加工食品をあまり検査していません。生活クラブは検査しているのですか?
- 生活クラブでは惣菜や調味料、飲料などで2012年1月末までに約4000件の検査を実施しました。2012年1月28日の検査で「さばみりん干し(八戸)」で5ベクレル/kg、2月16日の検査で「ブルーベリーソース」で25ベクレル/kgを検出した以外は、品目ごとの検出限界を超える放射性物質は検出されていません。
また生産者も加工食品の製品や原材料の自主検査をすすめており、その結果は生活クラブのデータベースで公表しています。
なお加工食品は放射能検査の「第2ステップ」として、検出限界値を50ベクレル/kgに下げる検査を11月から実施しています。これは国の暫定規制値の1/10のレベルにあたります。 - お茶:お茶の産地はどこですか。11年度産の検査結果はどうでしたか?
- お茶は提携生産者である(株)新生わたらい茶(三重県)が2011年度産の新茶の収穫時期に自主検査を行った結果、生茶では不検出でしたが、製茶では11ベクレル/kgという微量の放射性セシウムを検出しました。なおその後の生活クラブの消費材放射能検査では、検出限界を超える放射性物質は検出されていません。
- 野菜:いろいろな産地があると思いますが、何を見れば分かるでしょうか?
- 生活クラブ連合会のホームページ「今週の野菜情報」で、注文用紙が配布された週の産地情報をお知らせしています。ただし産地情報は、予定産地です。生育状況などにより変更になる場合がありますのでご了解ください。また青果は現在89の提携産地と提携合意書を結び、うち47産地がコア産地として認定されています。これらの産地の所在地も「今週の野菜情報」で確認できます。
なお申込情報「Lively」は1品目あたり基本的に60mm×42mmの大きさで画像や盛り込まなければいけない規格情報が多くあり、紙面上、すべてを網羅することができません。 - きのこ:きのこ類は放射能を蓄積しやすいと聞きますが、生活クラブではどのような検査をしていますか?
- 青果は供給する直前の検査となりますが、放射能の影響を受けやすいきのこ類は他の品目に優先して配達前の日曜日に計画し検査を行っています。暫定規制値を超えた際も組合員の方々に供給する前に停止することができました。原因究明のため、産地のホダ木や周辺環境についても放射能測定し調査をしました。
健康への被害
- 内部被ばく、外部被ばくとはどのようなことですか?
- 「内部被ばく」は放射性物質を含む空気、水、食物などを摂取して、放射性物質が体内に取り込まれることによって起こります。体内に取り込まれる経路には、1.飲食で口から(経口摂取)、2.空気と一緒に(吸入摂取)、3.皮膚から(経皮吸収)、4.傷口から(創傷侵入)の4通りがあります。「外部被ばく」とは、体の外にある放射性物質から放出された放射線を受けることです。「外部被ばく」は放射性物質から離れてしまえば、被ばく量が減ります。たとえば、距離が2倍になれば被ばく量は1/4になります。
- 小さな子どもや妊娠中の女性はどうして特別な注意が必要なのですか?
- 少量でも長期的に一定量の放射線を受けることで造血器官などの細胞の中のDNAなどの遺伝物質が損傷し、修復能力が追いつかずがんや白血病などになることもあります。放射線の影響は大人よりも細胞分裂が活発な乳幼児や子ども、妊産婦(胎児)のほうが受けやすいためです。
- 食品の放射性物質の量から食べた場合の内部被ばく量を計算することはできますか?
- 「ベクレルを50で割るとマイクロシーベルトになる」というのが、おおよそのベクレルとシーベルトの換算です。ですから1kg当たり200ベクレルという食品を100g食べると、0.4マイクロシーベルトの被ばくになると見積もることができます。
個人でできる対策法
- 調理することで放射能の値は減らすことができますか?
- 野菜の場合、大気中から降り注いだ放射性物質や土に付着した放射性物質ならば、洗う、煮る(煮汁は捨てる)、皮や外葉をむくなどによって低減させることはできます。しかし、この方法によって食品から貴重な微量栄養素が一緒に流出してしまい、栄養障害を引き起こしては元も子もありません。高濃度の放射性セシウムに汚染していることが確実で、それでも食べなくては飢え死にしてしまうという状況以外では、お勧めしません。
- 水は沸騰させれば放射能の値を減らすことができますか?
- 水を沸騰させても、放射性物質は揮発・除去できません。
一般的なこと
- 「放射線」「放射性物質」「放射能」の違いを教えてください。
- 「放射線」とは、「粒子線」と「電磁波」のことです。ある特定の原子核が別の原子核に変化(崩壊)する際に放出されます。強いエネルギーを持つため、人体に当たると遺伝子を傷つけます。「放射能」とは、放射線を出す能力のことです。この能力をもった物質のことを「放射性物質」といいます。
「粒子線」:「粒子」が飛ぶものベータ線、中性子線、アルファ線などがあります。
「電磁波」:「光」の仲間で、X線やガンマ線があります。 - 「ND」「不検出」という結果は検出がゼロだったという意味でしょうか?
- 「ND(Not Detected)」、「不検出」というのは、放射性物質がゼロ(無)であるという意味ではなく、検査の際の検出限界(検出下限)より多い放射性物質は検出されなかったということです。
- ベクレルとシーベルトについて教えてください。
- ベクレル(Bq)は、放射能そのものの強さを表す単位です。1秒間に放射線を1回出す放射能の量が1ベクレル(Bq)です。シーベルト(Sv)は、放射線により身体が受ける影響の大きさを表す単位です。
- 放射能の半減期はそれぞれどのくらいですか?
- 放射性物質は放射線を出しながら崩壊し、安定した物質に変化して放射能を失います。放射性物質の種類によって、放射性物質の量が半分になる時間(半減期)が異なります。半減期の10倍の時間を経過すると約1000分の1の量になります。
【放射性ヨウ素131】
半減期は8日です。たとえば放射性ヨウ素131が300ベクレル/kgの飲食物は8日たつと150ベクレル/kgになります。また半減期の10倍(80日)が経過すると約1000分の1の量。すなわち上記の300ベクレル/kgの飲食物は0.3ベクレル/kgになります。
【放射性セシウム137】
半減期は30年です。たとえば放射性セシウム137が300ベクレル/kgの飲食物は、150ベクレル/kgになります。




