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生協の食材宅配【生活クラブ】
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飼料用Non-GMトウモロコシ 種子の開発を担うアメリカの種子会社と連携




生活クラブでは、豚や鶏、牛の飼料を含めて遺伝子組み換え作物を使わないことを基本としています。遺伝子組み換えされた作物が未来の子どもの健康や、暮らす環境におよぼす影響について未知数だからです。
飼料用のトウモロコシは海外の生産に頼らざるをえないものの一つ。生活クラブでは、アメリカの種子会社などと交流を行ない、種子供給協定によって、遺伝子組み換えされていないもの(Non-GM)を確保しています。2023年10月には提携生産者と生活クラブの職員がアメリカの栽培農家や種子会社、出荷会社を訪問。その内容を中心に、Non-GM飼料の調達の取組みを見てみましょう。

GM(Genetically Modified)= 遺伝子組み換え。
Non-GM = 遺伝子組み換えではないこと。ここでは、「遺伝子組み換えの混入を防ぐために分別されていること」を指しています。

Non-GMの需要を伝え続けています


参考:農林水産省 遺伝子組み換え農作物の管理について(2019年)

世界一の生産量を誇るアメリカでも、Non-GMトウモロコシの栽培は8%。なかでも分別管理されたものはたった2%ほどです。農家がNon-GMとGMのどちらを栽培するかは、その種子代や資材費、手間やコスト、単収などが主な判断材料。ですから私たちがNon-GMを必要とする意思を伝えることは、収益や効率だけでない価値を知ってもらううえで非常に大きな意味があります。

組合員の代表と提携生産者が産地を視察


アメリカの種子会社、ベックス社はNon-GMの種子の開発に取り組んでいます。農家に販売されるトウモロコシの種子は3~5年で新しい品種に入れ替わるため、より効率よくたくさん生産できるNon-GMの種子の開発が欠かせません。ベックス社とは毎年交流を行ない、Non-GMトウモロコシの必要性を伝え続けてきました。ベックス社のトレック・マーレイさんは「このような交流を通じて生活クラブがNon-GMトウモロコシの需要を示してくれることで、自信をもって開発をすすめられます」とコメントしています。
 

ベックス社 トレック・マーレイさん
[1]発芽した種子から生育状況のよいものを選別します。 
 
[2]品種改良中のトウモロコシの種子。一目で分かるように品種ごとに色分けされています。
 
[3]試験栽培場では波長の光線を照射して成長を促進させ、よりよい品種を絞り込んでいきます。

食べる意思が生産を支えます~長期種子供給協定~

生活クラブでは、Non-GMトウモロコシを安定して確保するため、提携するJA全農を通じてベックス社などと「長期種子供給協定」を結んでいます。この協定は生活クラブがNon-GMトウモロコシを消費する意思を示し、JA全農に要請することで更新され、供給が継続されるというものです。2024年にはベックス社との5年協定が満期となるため、更新に向けて協議をすすめています。わたしたちが消費材を利用することは、Non-GMトウモロコシの生産そのものを支えることにもつながっています。
 




海外の生産者とも顔の見える関係を築き持続可能な生産につなげます
生活クラブでは、海外の生産者とも信頼できる関係づくりを大切にしています。産地へ赴き生産工程などを確認するだけでなく、提携生産者とお互いの理解を深め、生産と消費が続けられることをめざしています。

★生活クラブ食べるカタログ 2024年5月1回(18週)より転載しました。
【2024年4月15日掲載】

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