生活クラブ連合憲章
生活クラブ連合憲章
生活クラブの創立は、自立・自助を求める女性たちによってなされました。「自ら考え、自ら行動する」という半世紀近い挑戦は、20世紀型産業システムに対する異議申し立てでもありました。
そして、「おおぜいの私」はいま、生活者の視点をもって日々、経済的・社会的発言力を高めつつあり、地域社会では、「生き方を変えよう」と呼びかけを強めてきました。
これらの個に根ざした能動的営みは、経済と地域の民主主義を“つくり・変える”契機となり、人びとが「多様性を自主性で統一」して群れ集う、協同する地域社会づくりへの萌芽を示しています。
20世紀型産業システムへの対案として、生活クラブ生活協同組合連合会は、情報公開と参加を積極的に進め、組合員主権・単協主権に基づいて連合することによって、「協同組合の価値と原則」に則り、競争原理に対して協同の理念を対置し、協同組合の事業と運動が「未来を予示する社会モデル」(「食の自給力向上」、「持続可能な循環型社会づくり」など)となるよう、以下のテーマについて模索し、実践します。
一、 生活クラブ生活協同組合連合会は、会員主権(組合員主権)に基づく購買力をまとめあげ、経済的・社会的な発言力として発揮します。
一、 生活クラブ生活協同組合連合会は、人間の生活文化に根ざした諸価値を安全性・経済性・社会性・文化性・協同性におき、その向上・改善を図ります。
一、 生活クラブ生活協同組合連合会は、人びとが、能動的で豊かな生存・生活を獲得するために、平和と環境諸条件の保全および改革をめざし、地域協同社会の民主的で、自立的な発展に寄与します。
(1989年創立総会決定、2005年第16回通常総会改訂)