ビオサポだより

第138回

がんばれ善玉菌!腸内細菌のハナシ

普段、調子のいいときは意識しませんが、ひとたびお腹の具合が悪くなったり便秘になったりすると、しみじみ感じる腸の健康のありがたみ…。そんな、私たちの腸の健康に大きく関わるのが「腸内細菌」です。

お腹の中に100兆個の腸内細菌!

私たちの腸の中にはおよそ100種類以上、100兆個を超える腸内細菌がすみついてるんだそうです。ひゃ、100兆個…(@_@)! これらの腸内細菌は、体によい働きをする「善玉菌」と、悪い働きをする「悪玉菌」、そのどちらでもない中間菌(日和見菌)があって、一番数が多いのは中間菌、次に善玉菌、悪玉菌は少数なんですって。(100兆人の町にいる善人と悪人とどちらでもない人を想像中…。)腸内細菌は「腸内フローラ」とも呼ばれるのを最近よく聞きますよね。腸の壁に、腸内細菌が種類ごとにびっしり分布している様子がお花畑のようなので、そう呼ばれるそうです。

善玉菌と悪玉菌、それぞれの働き

腸内では、この善玉菌と悪玉菌が常になわばり争いをしながらすみついて、善玉菌が多いか少ないかによって腸の健康状態が左右されます。善玉菌が多いと腸内は健康に保たれ、発がん性をもつ腐敗産物ができにくい腸内環境になるんですって! また、善玉菌を構成する物質には、体の免疫力を高める効果などが報告されているということですよ~(*^^*)(100兆人の町が、善人の頑張りで平和に保たれている状態を想像…。)

一方、少数の悪玉菌ですが、バランスの悪い食事や、不規則な生活、ストレスや便秘などが原因で、腸内に数が増えてくることもあります。善玉菌が減って悪玉菌が優勢になってしまわないように、腸内環境を整えておくことが大切。悪玉菌が増えると、健康にとってよくない影響も出てくるようです。(悪人が増えて町が荒れ果てるような…だんだん想像が時代劇や西部劇のようになってきました…(^^; )

善玉菌を増やすには?

では、腸内環境を健康に保つために、腸内の善玉菌を増やすにはどうすればいいのでしょう? ひとつは、ヨーグルト・乳酸菌飲料・納豆など、善玉菌であるビフィズス菌や乳酸菌を含む食品を直接摂取する方法です!継続するとより効果的なので、例えば毎朝摂りやすいヨーグルトなどで毎日続けるといいですね。

「ヨーグルトなどに含まれる乳酸菌は胃酸で死んでしまうので意味がないのでは?」という話を聞いたことがある人もいるかもしれません。しかし最近では、たとえ胃酸で死んでしまっても、善玉菌のからだを構成する成分にも有効な生理機能が期待できたり、乳酸菌が作り出す代謝物質が健康に役立つことが注目されたりしています。つまり、必ずしも生きて腸まで届く必要はないようです。

腸内の善玉菌を増やすもうひとつの方法は、オリゴ糖や食物繊維を摂取する方法!これらの成分は野菜類・果物類・豆類などに多く含まれていますね。消化・吸収されることなく大腸まで達し、善玉菌の栄養源となって増殖を促します。

腸内環境と健康のためにヨーグルトがおすすめ

「腸内細菌」に注目してきましたが、例えばヨーグルトに含まれるたんぱく質、カルシウム、ビタミンなどは、体をつくるのに大事な栄養素。腸内環境を整えるとともに、健康のためにも積極的に摂りたいですよね。牛乳が苦手な人のカルシウム補給源としてもピッタリです。

生活クラブのプレーンヨーグルトは、パスチャライズド牛乳と同じ生乳からつくる、牛乳本来の自然の風味を生かしたヨーグルト。もちろん、乳化剤、安定剤は無添加です。私(ビオサポ助っ人・W)は最近、水切りヨーグルトにして食べるのがブーム!コクが出ておいしいんですよね。ペーパーフィルターと茶こしやざるなどを使って水切りする方法もあるし、ヨーグルトの容器のまま水切りをする方法も手軽ですよ。

水切りヨーグルトの作り方
http://www2.seikatsuclub.coop/recipe/recipe.php?kitsuki=1806&kishuu=22&keipage=8

ヨーグルトはそのまま食べるのももちろんおいしいけれど、レシピ大事典にはヨーグルトを使ったいろいろな料理やお菓子のレシピもたくさん紹介されているので、ぜひ試してみましょう!(*^_^*)

ヨーグルトバーク
ヨーグルトバーク

ヨーグルト入りポテサラ
ヨーグルト入りポテサラ

エコシュリンプのマヨネーズ焼き
エコシュリンプのマヨネーズ焼き

【参考】
■厚生労働省e-ヘルスネット「腸内細菌と健康」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-05-003.html
■一般社団法人Jミルク ウェブサイト
http://www.j-milk.jp